Profile

グラフィックデザイン制作、イラストレーション制作関連の仕事歴15年以上。

絵を描く時は、キャラクターの心情や前後のストーリーを想像できるよう心がけている。
音楽も好きで、聴くこと歌うこと踊ることが好き。
2羽のインコを飼っている。
A-sa(えいさ)
1978年生まれ。
女子美術短期大学造形科絵画専攻卒業。

<幼少期から20歳まで>

3人兄妹の一番下で生まれる。
兄姉と少し歳の離れた予定に無かった末子だからか、ガスライティング(※)をする両親の加害を一番長く濃く受けることになる。家族から軽率な人格否定や虐め、弄り、揶揄いを多く受けたことで家族含む他者に遠慮と萎縮する癖がつき、感情表出と自己主張の反射速度が遅くなる。

感情発露の激しい家族に上手く溶け込めず、5歳頃から自発的に始めたのが、“物語を想像し描く”こと。時間を見つけて一人でコツコツと“人と人との穏やかで平和なワンシーン”を作ることに没頭していく。

結果的にはこの創作活動が、自己を見つめ自分の好き嫌いを確認し、倫理観や道徳感を学び、他者の気持ちを“想像する”機会となり、自我および社会性の育成を助けた。

幼稚園や学校など、家庭以外の場では自分を表せる居場所を少しずつ得る。幼稚園では常に自然と友人に囲まれ、学校生活ではその年齢では珍しく社会性がとてもある子として評価されたらしい。親の都合で小学校入学と小学校4年進級のタイミングで引越し転校。毎回友人作りと居場所の構築をやり直した。
11歳頃からは漫画制作を独学で勉強、絵だけではなく、小説、演劇シナリオ制作にも興味を持ち自ら取り組んでいく。小学校6年生で学芸会のオリジナル創作劇シナリオを友人と共同で制作、その劇の演者としても参加して、演劇作品の楽しさにも気付く。

喧嘩の多い家族を見ていたため、幼い頃から正義感溢れる特撮ヒーローものや、誠実で平和な優しさのある信頼関係を描く作品が好きで憧れがあった。漫画や小説、アニメ、実写映画、ミュージカル、音楽(主に歌詞の内容)で、ポジティブなメッセージに惹かれていく。

自分の居場所を感じることに気付かせてくれた創作作品を愛し、自主創作でも『ポジティブなものを感じられる世界を創り表現すること』が、中学生頃からの将来の目標となる。
その軸は現在も変わらない。

技術が上がってくると広告デザイナーだった父親からの干渉が始まる。イラスト技術を仕事に使うため、受注制作で必要な考え方を自ら身につけ、18歳頃から父の手掛ける企業パンフレットやチラシのカットイラストを制作した。

家にお金が無いことを知っていたので、アニメーション技術系専門学校からの就職を希望したが、両親の強い要望で美大(短期)に進学。

コンビニでアルバイトをしていたが、就職氷河期で実践力を求められていることを知っていたため、短大2年次(20歳)学校の就職課で見つけた、都内の音楽関連マルチメディアコンテンツ制作会社のアルバイト募集に応募し採用。完成製品のテスティングから始まり入社2ヶ月後の夏休みからは絵を描ける技術を買われて制作部へと異動、デザイン素材制作補助業務にあたる。

二年次後期から学費が払えなくなる事態になり卒業が危ぶまれたが、午前中は学校、午後から夜は仕事に行き、アルバイト代を学費に充て無事卒業した。


<社会人〜結婚と仕事、自主創作活動>

在学中のアルバイト先に卒業後も勤務し、デジタルコンテンツの企画制作から商品販促まで一貫して学ぶ。

退職後、元上司が起業したITコンテンツ企画制作会社に創立メンバーとして入社。

25歳で結婚、退職となったが繋がりを継続させてもらい、在宅フリーランスのデザイナー、イラストレーターとして、コンテンツのデザイン、イラスト、キャラクター制作、アニメーション制作、Webサイト制作など、幅広く多数請け負う。主に需要をいただいたのはゲーム要素やエンタメ要素を入れた教育系コンテンツや、女性的な優しいイメージのデザインなど。
2016年(38歳)から2019年末までは印刷会社の社員として勤務。


クライアントワークと並行して自主創作活動も続ける。

2008年頃、描いていたオリジナルイラストをきっかけに機会をいただき、その物語と企画に賛同し「アミ、小さな宇宙人・映像化プロジェクト」に参加。イメージイラスト制作や、オーディオブックのパッケージデザイン、イベント用の映像制作などに尽力。
その後、龍依-Royさん著作のスピリチュアル関連書籍『流 光次元リーディング』(2012年1月発行)の挿画を担当。この頃から自身の表現したい世界と人の心の在り方について改めて深く意識し始める。
その後同著者の『ドラゴンライダー 龍神からの「光次元」メッセージ』(2016年2月発行)『菊理媛と共に宇宙無限大に開くドラゴンゲート』(2020年2月発行)の挿画も担当する。

2009年~2019年はボーカロイド楽曲の制作と発表に協力。イラスト、動画、デザインなどビジュアル部分全般を担当し、楽曲アレンジアイデアの提案、一部楽曲の世界観構築、歌詞制作にも携わった(Unin名義)
2018年からオリジナル小説を執筆(音羽亜子名義)

2019年末、心身不調で起き上がれなくなり、当時在籍していた会社の退職を決断。
制作仕事と創作活動も続けられなくなる。療養する余裕もなく、家庭問題の対応に試行錯誤する。

2022年秋、夫と完全別居したことをきっかけに、2023年より創作と制作仕事を少しずつ再開、このサイトを公開するも、2023年末再び事情が変わり休止。

2025年現在、両親、夫からの支配からは抜ける。
姉家族の住居に住まわせてもらいながら、過去の仕事関係にサポートを受け、立て直しに励む。


<成人後も続いた実家族の干渉と配偶者からの支配>

短大を卒業し働き始めたが、収入は全て家に入れ親が管理する決まりにさせられる(子の中でそのルールは自分だけだった)早期結婚を望む母親には男性との交際を勧められる。
23歳頃から、父親の一方的干渉が自分のみじゃなく、自分が築いた仕事の人間関係に広げようとするのが見え始めたため、家を出てたいと申し出た。しかし「家を出るのは結婚する時」という理由で父から却下、「都内に通えるのにお金がもったいない」と母と姉から言われ、自立が許されなかった。

2003年の結婚後、配偶者から、それまで隠されていた支配欲からの搾取と嗜虐、わかりにくい束縛を受け始め、単独行動を徐々に制限される。しかし経済的協力は得られなかった。そのため、“自分が働かなければ生活できないのに働くことに難癖をつけられる”という矛盾状態に長年苦しまされた。夫は家のことも何も知らないし気付かないとしてやらないので、夫の言葉を鵜呑みにして生活について教え、社会の必要なことのサポートもした。
2015年の秋、家のローン返済を滞らせないため、自ら探した印刷会社にパートで入り、2016年に正社員採用。仕事はハードだったが話の合う同僚に恵まれ自分を表せる居場所になった。だが一年後に夫が同じ会社への就職を希望し同じ会社で働くことになると徐々に心身を病んでいった。

家事と仕事、夫への全面サポートをする一方、結婚後も父親の干渉は止まなかった。一方的な仕事発注、父の作業内容に関する無償の電話サポート、さらにメールで母親の愚痴の吐き出し相手にもなった。この状態は、両親といったん疎遠にした2018年まで成人後20年続く。

父親の要望に対しては逐一それが強引なやり方であることと自分がすでに自立後で「子は親がいつでも自由に使える道具ではない」と真剣に説明してきたが、毎回意見を無かったことにされた。
母親の生活や子育てについて、母自身が抱える生き方や自己肯定感不足の相談に対しては、その都度親身になって話を聞き問題改善提案をしたが、何かが実行されることはなかった。
配偶者にも、男とか女とか以前の人としての在り方の訴えを普通の夫婦の数倍の時間を使って丁寧にしてきたが、全て軽んじられ無かったことにされた。


<孫にはお金を惜しまず使う両親の実態が判明・自分が遭わされてきた理不尽も無かったことになっていた>

自分が結婚し一年後に姉に子供が産まれた後、両親達は姉の子のことを可愛がった。そのことについては特に何も思わなかったが、頻繁に「あなたに似ている」としてきたことに、漠然と違和感を持って聞いていた。
が、最近になって両親達が、過去に起こしてきた家庭内での理不尽を完全に無かったことにして、末子の自分のことは孫と同じように育てた、というストーリーに変えていたことを知る。
2025年、改めて過去に起きていたことと彼らの言動の事実を訴えたが、彼らは記憶に無いとした。


<配偶者との創作活動>

21歳の年に交際を始めた元夫は会社の先輩で7歳上、音楽を専門とし様々なジャンルに知識があり、歌を自主創作するとアピールしてきた人であった。自分も音楽が大好きだったので、創ることが同じく好きで、彼自身の事だと聞かされた歌の内容にも共感できたので、共同で何か制作できるかもしれないと意気投合し交際を承諾した。交際初期、結婚を望んだのも相手だった。
だが付き合うきっかけで聞かされた作品以降、相手は創ることを辞めた。制作に本気じゃないのなら交際をやめようと離れようとした時、曲を創ることが一生のやりたいことだと再び新しい作品を聞かされ、その言葉と作品の中身の人間性を信じ、結婚を決断した。
結婚後、夫は仕事も音楽制作も積極的にやらなくなった。その理由については精神不調という夫側の主張を信じ精神ケアに尽くした。
2009年、外部のきっかけがあり夫の楽曲を発表する活動を開始、ビジュアル制作担当で支援していくことになる。しかし活動2〜3年後、夫側が自分のような創作への意識がないことに本格的に気付いていく。それでも聞いてくれる人達のため制作に誠実に向き合おうと割り切り尽力したが、表に出ていない役割負担が重すぎる理不尽にも苦しめられ、10年で活動を終了した。


これまで自分に起きている事実を理解する余裕も情報も不足していたが、2025年に入り客観的に検証することができ、配偶者からも家族と同じガスライティング(※)の手法で精神的虐待を受けていたことがわかった。


(文中※:この言葉の詳細は「ガスライティングという支配」(2023年発行・アメリア・ケリー氏著、野坂祐子氏訳をご参照いただきたいです)
・Unin名義活動内容
ボーカロイドを使用したオリジナル楽曲を発表するためのビジュアル制作全般ー動画制作、アニメーション制作、CDパッケージデザイン制作などを担当。

メロディと歌詞だけがあった状態から、頼まれてアレンジについてアイデアを出した最初の三曲ののち、楽曲「月雪花」からは楽曲の企画段階から関わっていく。アルバム「Six Roses」の制作では、バラの品種名を楽曲コンセプトにすることを提案され、それぞれの花のイメージと花言葉などから登場人物と物語の草案を制作、歌詞に使えるような文節で散文やショートストーリーを提供(歌詞プロットと呼んでいました)メロディを合わせた後の言葉やメッセージ性を調整したり、楽曲の最終クオリティ確認まで行った。
・音羽亜子名義活動内容
自分自身の心に向き合った過程で浮かんできた「ユナテラ」という場所を舞台にした物語を小説にして2018年〜2019年に「文学フリマ」にて頒布。